薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです

脂質異常症治療薬の血清脂質への影響の違い

 

現在、脂質異常症に使用されてる主な薬剤は、①スタチン系、②フィブラート系、③小腸コレステロールトランスポーター阻害薬に分類される。

血管イベントの予防に重要な血清脂質としては、中性脂肪(TG)、LDLコレステロール(LDL-C)、総コレステロールからHDL-Cを除いたNon-HDLコレステロール(Non-HDL-C)が挙げられる。

それぞれの系統の薬剤でどの脂質に対して影響を与えるかが異なるため、患者の脂質バランスの状態に合わせて薬剤を選択する必要がある。

 

 

 

*治療薬と影響を与える脂質

スタチン系
肝臓でHMG-CoA還元酵素を阻害することで、LDL-CやNon-HDL-Cを低下させる。

 

フィブラート系
肝臓などでペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)αを活性化させることで、TGを低下させ、HDL-Cを増加させる。

 

小腸コレステロールトランスポーター阻害薬
小腸にある小腸コレステロールトランスポーターを阻害することで食事や胆汁酸由来のコレステロールの吸収を抑制し、LDL-Cの上昇を抑制し、HDL-Cを増加させる。

 

 

※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。  

 





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