薬局薬剤師の勉強日誌

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胃切除後に処方されるα−GI

 

胃切除後の患者にα -グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)が処方されることがある。

これは胃切除後のダンピング症候群を改善するため。

 

*ダンピング症候群とは

ダンピング症候群とは、胃切除した患者で摂取した食物が急速に小腸に流入することで起こる症状のこと。

食事中から食後30分程度でみられる早期、食後2〜3時間でみられる後期の2期に分類される。

 

早期ダンピング症候群
摂取した食物が小腸に急速に流れ込むことで、冷や汗、動悸、めまい、顔面紅潮、全身倦怠感、腹痛、下痢、悪心、嘔吐などの症状が現れる。

後期ダンピング症候群
摂取した食物が急速に小腸に到達し、短時間で吸収されることで、著しい食後高血糖が起こる。
その結果、反動的にインスリン分泌が過多となり、食後2〜3時間後に低血糖症状を引き起こす。

 

*α-GIが症状を改善する機序

α-GIが食後高血糖を抑制する事で、後期ダンピング症候群の低血糖症状を改善する。

 

 

※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。