薬局薬剤師の勉強日誌

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PPIの適応症と投与制限まとめ

 

タケキャブを含むプロトンポンプ阻害薬(PPI)には、それぞれの適応症に対して投与制限が設定されている。

その理由としては、通常80〜90%以上の治癒が得られる投与期間であること、治験において投与制限以上の期間での有効性・安全性は確認されていないことが挙げられる。

 

*各適応症の投与制限

胃潰瘍・・・8週間

十二指腸潰瘍・・・6週間

逆流性食道炎(初期)・・・8週間

逆流性食道炎(維持療法)・・・制限なし

非びらん性胃食道逆流症・・・4週間

吻合部潰瘍・・・8週間

Zollinger-Ellison症候群・・・8週間

低用量アスピリンによる胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発抑制・・・制限なし

NSAIDsによる胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発抑制・・・制限なし

 

*備考

・各PPIで、それぞれの疾患に対して用量による適応が異なる場合があるので注意。

・逆流性食道炎(初期/維持療法)に対して、パリエットのみPPIの分1投与で効果不十分な場合に分2投与可能。

・タケプロン、ネキシウムは全ての疾患に適応を持つ。

・タケキャブには、非びらん性胃食道逆流症、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群の適応はない。

・パリエットには、NSAIDsによる胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発抑制の適応はない。

・パリエットの後発品には、上記に加えて低用量アスピリンによる胃潰瘍・十二指腸潰瘍の適応がない。

・オメプラール/オメプラゾンには、低用量アスピリンによる胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発抑制、NSAIDsによる胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発抑制の適応はない。

 

 

※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。