薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです

レストレスレッグス症状群に対する鉄剤とビタミンD製剤

 

レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)は、脚を中心に局所的に「ムズムズする」「虫が這っている感じがする」「じっとしていると不快」などの知覚異常を主な症状とする。

夕方から夜間に症状が悪化することが多く、睡眠障害の原因となる。

 

発症の原因として、中枢におけるドパミン神経系の活動低下が関与していると考えられている。

そのため、レストレスレッグス症候群の治療薬としては、抹消において興奮性神経伝達物質遊離を抑制するガバペンチンエナカルビル(レグナイト)の他に、プラミペキソール塩酸塩水和物(ビ・シフロール)、ロチゴチン(ニュープロ)のドパミン受容体刺激薬が保険適応になっている。

 

それらに加えて補助薬として鉄剤とビタミンD製剤が投与されることがある。

 

*鉄剤を投与する理由

脳内のドパミン産生における律速酵素であるチロシン水酸化酵素が活性化されるために鉄が必要なため。

 

*ビタミンD製剤を投与する理由

中枢神経において、ドパミンの生合成やドパミン神経系の維持にビタミンDが関与しているため。

 

 

※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。