薬局薬剤師の勉強日誌

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梅毒治療中の発熱(ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応)

 

梅毒の標準治療であるアモキシシリンの投与により発熱や頭痛、筋肉痛などの症状がみられることがある。

これをヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応という。

 

*ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応とは

梅毒の治療に抗菌薬を投与した際に、みられる生体反応のこと。

全身の倦怠感、発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、頻脈、体温の上昇、呼吸切迫、血圧の低下などの症状が現れる。

通常は投与後1〜4時間前後から始まり、24時間程度で軽快する。

梅毒の原因菌である梅毒トレポネーマが体内で死滅・破壊されて、細菌内に存在していた毒素が大量に血液に混入する事が原因と考えられている。

梅毒以外でもレプトスピラ症、回帰症などの菌量の多い感染症でもみられる。

 

*対応法

ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応自体は、通常24時間以内に収束することが多いため、特別な治療は必要ない。

脱水を起こさないように水分補給をしながら、必要なら解熱剤などを服用する。

 

 

※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。