薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです

白内障手術歴患者に使用できない点眼薬

 

エイベリス点眼液(オミデネパグ イソプロピル点眼)は、緑内障治療薬。

禁忌項目として「無水晶体眼又は眼内レンズ挿入眼の患者」がある。

 

*無水晶体眼・眼内レンズ挿入眼とは

白内障が進行すると、外科的手術により水晶体を除去するか、除去したあとに眼内レンズ(人工水晶体)を挿入する。

無水晶体眼の場合には専用の眼鏡やコンタクトレンズの着用が必須となるため、眼内レンズ挿入眼とするのが一般的。

 

*禁忌の理由

黄斑浮腫やそれに伴う視力低下、視力障害を起こすリスクが高いため。

国内の臨床試験において、黄斑浮腫を発症した割合は全体の5.2%だったが、全て眼内レンズ挿入眼患者での発症だった。

眼内レンズ挿入眼患者での発症割合は26.9%と高頻度。

 

*エイベリス使用者が手術を受ける場合

有効成分の眼内組織内中の半減期は4〜10時間程度。

手術の3日以上前からエイベリス点眼液を中止することが望ましい。

 

 

※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。