薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです

偽アルドステロン症

 

偽アルドステロン症は、高血圧、低カリウム血症、代謝性アルカローシス、低カリウム血性ミオパチーなどの原発性アルドステロン症様の症状・所見を示すが、血漿アルドステロン濃度は低下を示す症候群。

筋肉低下の進行により歩行困難や起立不能となり、入院する例が多い。低カリウム血症によるインスリン分泌不全により糖尿病が悪化する場合もある。

主に、甘草含有漢方製剤やグリチルリチン含有薬剤、サイアザイド系利尿薬による副作用症状として現れることが多い。

また、ループ系利尿剤、チアジド系利尿剤、インスリン製剤など低カリウム血症を引き起こす薬剤が投与されている場合は重症化しやすい。

 

*症状

脱力感、血圧上昇、筋肉痛、こむら返り、手足のしびれ、だるさ、頭痛、浮腫、口渇、動悸、吐き気 など。

四肢の脱力や筋肉痛が徐々に進行するのが特徴。

 

*原因となる薬剤

・甘草
・グリチルリチン

・ミネラルコルチコイド製剤
・フッ素含有ステロイド外用薬の長期連用

 

*治療

原因薬剤を中止し、スピロノラクトンを通常用量で投与する。

低カリウム血症に対してカリウム製剤を投与するのは、あまり効果がないとされている。

 

 

※このブログの内容は、個人的に勉強した内容をまとめたものです。添付文書や治療ガイドライン等に基づいてまとめていますが、内容の正確性は保証できません。知識の向上のため、また、内容をより良いものにしていきたいと考えているため、不適切な記載等ございましたら、コメントにてご指摘お願い致します。