薬局薬剤師の勉強日誌

日々の勉強を個人的にまとめたブログです

ニューキノロン系によるアキレス腱断裂リスク

ニューキノロン系抗菌薬の服用により、アキレス腱の断裂や網膜剥離といった結合組織障害のリスクが高くなることが指摘されている。 ニューキノロン系抗菌薬を投与した患者では、アキレス腱障害を発症するリスクが約4倍、腱断裂を起こすリスクは約2倍に増加す…

ビソノテープの特徴

ビソノテープは、経皮吸収型の選択的β1ブロッカー。 以下、まとめ。 *一般名 ビソプロロール フマル酸塩 *適応症 ・本態性高血圧症(軽症〜中等度) ・頻脈性心房細動 // *用法・用量 本態性高血圧症(軽症〜中等症)通常、成人にはビソプロロールとして8…

ピロリ除菌後の逆流性食道炎

ピロリ菌の除菌療法の後に、逆流性食道炎を発症することがある。 *発症メカニズム ピロリ菌感染によって低下していた胃酸の分泌が、除菌成功後に通常レベルまで改善する場合に、一時的に発症すると考えられている。 // *どれぐらいの頻度か 「H.pylori 感…

メリスロンとセファドール

抗めまい薬として処方頻度の高い、メリスロンとセファドールの違いについて、以下まとめ。 // *有効成分 メリスロン・・・メシル酸ベタヒスチン セファドール・・・塩酸ジフェニドール *剤型 メリスロン・・・錠 のみ セファドール・・・錠 / 顆粒 *作用…

モビコールの特徴

モビコール配合内用剤は、慢性便秘症を改善する浸透圧性下剤。 以下、まとめ。 *一般名 ・マクロゴール400・塩化ナトリウム・炭酸水素ナトリウム・塩化カリウム *適応症 慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く) // *用法・用量 本剤は、水で溶解して経…

ペニシリンアレルギーに対するピロリ除菌

通常のピロリ菌除菌レジメンには、一次除菌、二次除菌のいずれにおいても、アモキシシリンが含まれているため、ペニシリンアレルギー患者では使用できない。 ペニシリンアレルギー患者に対しては、以下の処方で治療する。 // ペニシリンアレルギー患者に対す…

認知症の周辺症状(BPSD)

認知症は、いくつかの症状が出現する症候群を呈し、認知機能障害に起因する中核症状と、それら以外の行動症状・心理症状である周辺症状に分類される。 認知症の周辺症状は、BPSD(Behavior and Psychological Symptoms of Dementia)とも呼ばれ、患者周囲の…

メリスロンの認知機能への効果

ベタヒスチン(メリスロン)は、通常めまいの改善のために使用されるが、認知症治療の補助療法として投与されることがある。 大規模な臨床研究はまだされていないが、ベタヒスチンによる記憶回復効果が期待されている。 // *考えられるメカニズム ベタヒス…

チモプトールXE点眼液とリズモンTG点眼液

チモプトールXE点眼液とリズモンTG点眼液は、どちらもチモロールマレイン酸塩を有効成分とする緑内障治療薬。 どちらも1日1回の使用で良いように、点眼後に薬液がゲル化することで効果が持続するように開発されたが、ゲル化する機構に違いがある。 他の点眼…

イノラス配合経腸用液の特徴

イノラス配合経腸用液の特徴と注意点について、以下まとめ。 // *特徴 ・ラコールNF配合と同じアルミパウチ包装であるため、比較的持ち運びやすい。 ・フレーバーは、ヨーグルトとりんごの2種類(高齢になると甘みを感じにくくなる傾向があるため、甘さは控…





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